風馬── あんま余裕ぶっこいてっと、 俺がかっさらちまうぞ。 ──なんて、な。 「佳織、花火もう一本いい…??」 「いいよー! 風花って花火好きなの?」 「うん、好き」 頬を少し赤くして微笑む君。 「ヒガー花火十本くれぇ」 「ぇ、部長、花火好きでしたっけ?」 ぁー去年は熱いから嫌いだったな。 だけど… 「今好きになった」 君の事も、この花火も。