「莉音ー?何書いてたの?」 「なんでもないよ♪」 「なに?何か楽しそうね。」 「そうかな?あはは」 「凜歩くんと逢ってからずいぶん笑うようになったわね。凜歩くんに感謝だわ。」 そう。それは私も感じていた。 凜歩が来てから毎日が楽しくて笑いが絶えなかった。 「凜歩には感謝の気持ちでいっぱいだよ。」 「そうね。さあ、もう遅いから寝なさい。」 「はーい。おやすみなさい。」 「おやすみ。」