近くのファミレスに3人で向かう。 男3人って何だか虚しい。 「いらっしゃいませー」 俺らと同い年くらいのメイドに案内されて席についた。 「今の子、可愛かったなぁ」 「翼君は、ああいうのが好みなんですか?」 「うん?俺は可愛い子ならオッケー」 とか何とか言って兄さんには美人な彼女がいるだろ。 何回か家に来てるけど美人だよ、本当に。 まぁ、お似合いなんじゃない? 彼女の名前は…アズミさんだっけか。 俺のこと『耀羽ちゃん』って呼ぶのは辞めてほしいけどね。