「よし。取りあえず、これで良いか」 少しだけ掃除して慶にチャーハン(大盛り)を作った。 ピーンポーン! 来たか。 「よーうー!」 「ぐぁッ!」 また、このパターン!? 苦しい。あぁ苦しい。 俺は慶に、いつか殺されるんじゃないかと本気で思う。 「あ、ごめん」 「お前…それ何回目の謝罪だ」 『入って良いよ』 そう言って家の中へと招き入れる。 「お邪魔します!」 うん。 礼儀だけは正しいね。