plume~今、君に翼を~




「高城くん!鮎川くん!そろそろ始まるから準備して!」

実行委員の指示で俺ら2人は用意されていたソファーに座る。

「耀羽、無愛想は駄目だよ?」
「気を付けるよ」
「まぁ耀羽は無愛想でクールなところが人気あるんだと思うけどね」


…ん?じゃあ俺は、どうすればいい?

無愛想なところ直した方が良いの?

それとも、このまま接客すれば良いの?

『程々に無愛想で接客』ってことか?


『頑張って!耀羽』

そう日和の声を聞いたのと同時に店が開店した。