「ッ…!?」
ヒヤリとした感覚が俺を包み込む。手を握った少女の手は透けていた。
『どう?分かったかしら?』
「…………」
『まだ信じられないの?しょうがないわね』
少女は『ハァ』とため息をつき目を瞑った。
次の瞬間、少女は光に包まれる。光が無くなり少女が現れたと思ったら真っ白な翼が少女の背中にあった。
『これで分かってくれた?』
「…綺麗」
その一言しか出てこなかった。
ここまで見せられたら天使だと信じるしかない。
じゃあ仮に少女が天使だとしたら何故、少女はここにいる?
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