「あぁー気持ちいいなー高いところ」
「何、お前日和と同じこと言ってんだよ」
「あはは。日和ちゃんも言ったんだ」
「あぁ。ついさっきな」
「それにしてもビックリしたよ。耀羽が日和ちゃんと一緒なんて」
『だってアタシ、天界嫌いだから戻りたくないんだもん』
「一緒に暮らしてんの?」
「まぁな」
「良かったね~日和ちゃん」
『け…慶君!///』
「ん?何、日和、真っ赤にしてんの?」
『な…何でもないよ//』
「…ふぅん」
『(まさか…言えないよ)』
“日和ちゃん、聞いてもいいかな?”
“何?慶君”
“日和ちゃんって耀羽のこと好きでしょ?”
“…!///何で分かったの…?”
“あはは。やっぱり図星だ。何となくだよ。日和ちゃんを見てれば分かるんだ。だって俺ら『友達』でしょ?”
『(友達か…)』
「日和?ボーっとして、どうしたの?」
『何でもないよ』
頬を染める日和を不思議に思いながら俺ら3人は青い広い空を見上げた。
どんな姿であろうと人は繋がってる。


