「よーうー!」
「ぅあ!?」
苦しいっつーの!
後ろから抱きつかれて死ぬ寸前、俺は勢い良く足を振り上げ後ろの慶の足を蹴った。
「い゙っ…!」
「自業自得」
痛がる慶に冷たく言葉を返す。
「いてて…。流石、耀羽君、クールだね。それより…何で俺を屋上に呼んだの?」
「一緒にサボりたい気分だったから」
「珍しい」
「ウルサイ…っと慶」
「ん?」
「幽霊の気配はするか?」
「…!」
日和は俺の隣にいるんだ。慶に霊感があるんだったら気配しなきゃ、おかしいだろ?
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