『だ…だって』
「だって?」
『寂しかったんだもん///』

顔を真っ赤に染める日和に俺は何も言えなかった。

つか…何てツッコめば良いか…。

『ゴ…ゴメンね?』


ゔ…。そんな表情されると…。

「分かった…分かったから」
『ホント?』
「本当。だから…その服直してくんない?」

見えてるんだよね///色々と。

『へ?…キャアア!?』

あ!?何!?再び!?

…………
………
……

「おはよう、耀羽。…どうしたの?その頬…」
「知らねー」
「…?変なの」

母さん…俺は朝から2回も叫ばれて機嫌が悪いんだ。おまけに2回めは天使の能力っていうの?日和の悲鳴から変な鋭いモノが飛んできて頬斬っちゃったんだよ。
まぁ、そんなに深い傷じゃなかったから良いけど。

「朝、少し騒がしかったのと関係あるのかしら?」
「いや…あれはベットから落ちた…」


とっさに吐いた嘘。『ベットから落ちた』とか間抜けだな…。