『…耀羽?』
「あ、おはよう…」
『おはよう。って…え!?』
「は?あっ…///」

ヤバい…忘れてた。今、自分が何してるか…。
俺は…俺は…

日和を抱き締めてる!

『耀羽//…キ…キ…』
「おい!ちょっ待て!」
『キャアァアア!?//』

日和の悲鳴は俺の部屋を振動させた。
窓はガタガタと揺れ本棚の本も全て落ちた。

…これは天使特有の能力か?
何なんだ?

「待て!落ち着けって!」
『落ち着けない!何で抱き締められてんの!』
「それは、こっちが聞きてぇよ!何で日和が俺と一緒に寝てんだよ!」

そう問えば日和の動きはピタリと止まった。

な…何だ?