「ひ…より?日和!?」
『んぅ…』

スヤスヤ眠る天使の少女。
これは…何?
ツッコミどころが満載だ。

まず制服の間から見える細い首筋や胸の谷間。
これは…嫌がらせ?
それとも俺を誘ってる?

あと…何で布団しいてやったのに俺のベッドに入り込んで一緒に寝てるんだ?

…しかも俺も俺で日和を抱き締めてた。

寝てる最中、ひんやりして心地よい感覚に包まれたのはコイツのせいだったのか!!

『んん…』

1人でアタフタしていると日和の大きな瞳がゆっくりと開いた。