私の王子様

「えっ、何であんだが知ってるのよ!!」
「同じ学校だったから。」
「あんたみたいな名字の人いなかった!!」
「俺、小学校の時九条って名字だよ。」
「あっ…あの…王子様!?」
私はでかい声でいってしまった。
「王子？」
「なんでも、ない。もうかえって!!」
私は家から追い出した。
あいつが……私の好きだった…王子様!!
嘘だ!!嘘だ!!
あり得ない!!
明日から、どうやって、過ごそう。


～次の日～

「はぁ～どうしよ～」
私は今学校に向かってる最中。
昨日の事が頭から離れなくってずっとこんな感じ。
あいつがあの時の王子様とかあり得ない!!
「昨日からずっと同じことをいってるし。」
はぁ～昨日からずっと、なに考えてるんだろう。
とうとう学校についてしまった。
目の前を見てみるとあいつがいる。
しかも、周りに女の子がいっぱい。
どうしよう…。
きっと、昨日あったことは全て夢だ。
そうだ!!あれは、夢だ。
考える必要はない。
いつもどうりにしてればいいんだ。