私の王子様

そう。私の嫌いな人
朝比奈櫂だ。
「何で、あんたが私の家知ってるのよ!!」
「何でって何でもいいだろ。」
「何しにきたの?」
「あっ、これ…。」
そして、目の前に出したものそれは、箱だった。
「さっきは、俺もやり過ぎた。」
櫂の持っていた箱を美咲の手に置いた。
美咲は、箱の中を見た。
「わぁー私の好きなチョコケーキだ!!」
「お前、今でもチョコケーキ好きだったんだ。」
「今でもって、どういうこと?」
「お前、昔の記憶とかないわけ?」
「昔の記憶くらい一応ああるよ!!」
「小5の時に転校したやつ俺だし。」
えっ…何で?