私の王子様

屋上についたら、私は、言いたいことを言った。
「あんた、何様よ。ちょっとモテるからって、調子に乗りやがって。あんたみたいなチャラい男、大ッ嫌いらい。私に話しかけないで。」
全て吐き出した。
すごく、すっきり。
ちょっと言い過ぎたけど、このくらいがあいつに丁度良い。
「お前、何一人で興奮してんの?それに何言ってんの?」
朝比奈櫂人が言ってきた。
本当にこいつがやだ。
「興奮してないし、私はちゃんとした事を言っているだけだ。」
千春みたいな感じでいってみた。
でも、どうみても、私の言ってることは、間違っている。
もう、反省するのはやめる。
「お前、ムカつく。俺にそんなこと言う奴はじめて見た。面白れぇー。お前、俺の彼女になれ。」
急の事で頭で理解するのに時間がかかった。
やっと我に帰った。
「私は、お前って名前じゃない。奥村美咲って言う。女の子らしい名前がある。それに、何で、あんたの事を嫌ってるあたしと付き合うのよ!!あんた、頭おかしいんじゃない!?」
私、自分で自分の名前女の子らしいって言っちゃった。
まぁー事実だけど。
「俺も、お前って、名前じゃない。俺の名前は、朝比奈櫂人だ。俺の事をそこまで悪く言う奴は初めてだ