私だけ取り残された気分になりながらトボトボと歩いていると、

バシャッ!

真横を一台の車が通り過ぎた。

同時に制服のスカートが冷たくなる。
嫌な予感に視線をゆっくり下げると

『うぇ…』

とても残念な姿になったスカートさん