『ご、めんなさい…』
息を整えながら黒田さんに謝る

「いえ、私が勝手な事をしたのがいけなかったのです、どうかスミレ様を責めないで差し上げてください」

振り返ると深々と頭を下げる黒田さん

『黒田さん、止めてください』
黒田さんの腕を掴んで言うとゆっくりと目線を合わせてきた