「また増えてるでしょ?」
部屋をグルッと見回した私にスミレちゃんが苦笑いをした

『うん…』
前に来たときより遥かにメルヘンチックになっている

「何を言っても止めてくれないから好きなようにしてもらってるの」

私の座っているソファーのぬいぐるみ達を横に除けてくれた