「はーい、じゃあいい?早速ですがこのクラスは2年目で転校生もいないですし、自己紹介の必要もないので、みんな大好き席替えをしちゃいたいと思いまーす!」 フジコの提案にクラスが更に沸いた。 遠く離れた席のスギちゃんの方を見ると、スギちゃんも嬉しそうにこっちを見てた。 あいつは… また目が合う…のに、今度は逸らされない。 あたしは慌てて目を逸らすと、騒がしい胸の鼓動を抑えるように何も書かれてない黒板を必死で見つめた。