「うわぁ、流れ星だ!
初めて生でみた」

頭上では無数の流れ星が流れていた

「今日はしし座流星群なんだよ」

「流石学年1位は何でも知ってるね
あ、お願い事しないと!」

「お前流れ星に願い事して叶うと思ってんの?」

「叶うと思えば叶うんだよ。
そんなこと言う紫苑は叶わないと思ってるの?」

「時と場合による」

「ふーん」

なにお願いしよっかなー
樹先輩ともっと話せるように…あ、でも欲張りすぎだよね
やっぱり無病息災!
健康が一番だよ

「無病息災!」

そう言うと紫苑は笑い始めた
え…私なんか変なこと言った?

「やっぱおもしれー」