いつの間にか月日は流れてて
あっという間に体育祭。

中学最後の体育祭。

涼くんの種目は高飛び。
バスケ部だし背高いし…
文句なしに高くとべるよね…


私の期待どおりだった。

涼くんの番になって…

背面跳びなんてしてて

もう、かっこよすぎるよ。

「見た見た?清水ヤバいねっ!みみちゃんと見た?」

千春まではしゃいでる

「うん!…かっこいいね」

あまりにもかっこよくて。

あんな人に私は届くのかなって。


眩しくなってきた太陽と
眩しい君。

中学3年の初夏の頃。


ドキドキは爆発寸前。


こんなんで

やってけるの…?