気づかないうちに
あたしは柾樹先輩を
好きになっていた。



あたしは、入部当初
よく話しかけてくれる
敦士先輩が好きだった


しかし、球場までの
行き帰りを共にする
うち、いつしか柾樹先輩
に心ひかれていた。