みんなが、あたしに
注目している中
あたしに見向きもせず
黙々と準備をしていた
男の子。


その男の子こそ
夏井 柾樹だったのだ。







この時、まさか
こんなに この先輩を
好きになるなんて


この頃の あたしは
想ってもなかったよ…