久々の学校に新鮮なキモチ
で登校

久しぶりに永久と会えると
思うと嬉しくて

この後に起こることなんか

想像もしてなくて


ただ、永久との幸せな未来を 頭の中で描いていた










ガラガラ



「………………ッ」



ドアを開けた途端

冷たい視線があちらこちらから
飛んできた



何……………………………?



わけがわからなくて
ガクガク震える足を必死に
動かして席へむかう



「きしょーい」
「びびってらー」
「最低〜」
「よく学校これるよねー」



誰にいってるかなんて
言わなくても分かる





何かしたかと頭の中で
必死に考える、分からない




ただ、ただ、怖かった


一人になる



一番恐れていたことなのに


嫌だ、嫌だよーッ…永久…



た す け て