そして、授業が終わった。




菜帆は私たちのところに来た。




寿は菜帆を抱えた。




「菜帆ちゃんのお父さん?」




「うん!」




「いいな〜。カッコイイ〜」




「ママ。あのね友達の華音ちゃん(かのん)。」