ドキッとして振り返ると・・・。
「天野川君!?」
立っていたのは、キレイな顔立ちの少年。
思わず、健ちゃんも近くに居るのかと見回してしまう。
「ふふっ岡田は居ないよ。今日は俺一人だから。」
健ちゃんを探してた事を悟られて恥ずかしくなってしまう。
「あ・・・そうなんだ。今、帰りなの?」
いつ見ても・・・キレイな子だなぁ・・・。
「うん!・・・あっもしかして今日は焼きそばなの!?」
スーパーの袋を覗き込んで無邪気に笑った。
「そうなの、昨日のキャベツが少し余っちゃって・・・。」
「いいなぁ!俺、焼きそば大好き!」

