多分、歳も近いだろう。 俺の申し立てに、彼女はパァッと顔を輝かせた。 「私なんかで良ければ是非!!晴信様が生まれ変わってて、再会できただけで私は満足なのに…お友達になって下さるなんて、嬉しい…っ!!」 心から喜んでいるようで、満面の笑みを向けてくれた。 そのことに俺はホッとして、笑って返した。 「そう言えば…今の君の名は?」 まだ聞いていなかった。 「あ…っ!自己紹介が遅れてごめんなさい…!水元(みなもと)しずくです。不思議なことに…名前まで、そのままで…。」