いつまでも待ってるつもりだった。 だけど…付き合っていれば、いつかは訪れる…この時。 ドキドキで潰れそうな、胸。 健ちゃんが私を求めてくれた…その事が嬉しくて。 私は…健ちゃんに全てを委ねた。 「わぁ…っ!?」 抱き付いたのを合図に、健ちゃんは私を抱きかかえた。 浮いてる…っ! これって…お姫様抱っこ…? きゃーっ恥ずかしい…っ!! 思わずぎゅっと、しがみついてしまう。 優しく…ベッドに降ろされて…そして、押し倒された。 「結衣…!」 「健…士郎……んん…っ」