私は健ちゃんの手をぎゅっと握って、それを止めた。
「大丈夫だよ…体調は全然大丈夫だから。」
「だが…しかし…。」
怖いよ…私から離れていくんじゃないかって。
高校生と付き合ってるって、未だに公には言えなくって。
優太や克也くらいしか知らない。
親からはこの所、連絡が来る度に結婚のプレッシャーかけられてる。
健ちゃんと付き合ってても、将来を誓い合った訳でも何でもない。
もしも…もしもあの子が前世で奥さんで…二人がツインソウルだとしたら…?
ツインソウルは、出会ったら最後…結ばれるしかない。
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