「ごめん…全然、ない。」
だって…元カレである優太の前世、伊勢さんのことすら思い出してないんだよ!?
全く解んない…。
「そうか…。だが、たとえ誰であろうとも…あなたは渡さない。俺が守る。」
うわ…うわぁ…!
それって“私は健ちゃんのもの”って言ってくれてるようなものだよね!?
真剣な顔に…ドキドキする。
“彼氏宣言”な感じがして、すごく嬉しい。
「ありがとう。私も、健ちゃんを…。」
「…あ…。」
また…会ってしまった。
あの女の子に。
このスーパーで働いている子なら、会って当然…だけど。
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