私のバカ!! 健ちゃんはまだ高校生になったばかりなのに! それに…キス以上のことだって…まだまだ私達には早いし…。 バレンタインの時に初めてキスしてくれて以来、デートの時にたまにキスしてくれる。 でもそれ以上なんて…犯罪の領域だよ!! 「顔色が良くないみたいだが…大丈夫か?」 「け…健ちゃん…!」 待ち合わせ場所で待っていたら、唐突に健ちゃんに顔を覗かれて、焦った。 「だ…大丈夫だよ!」 「可愛い人だね、岡田の彼女。」 健ちゃんの後ろから男の子がひょこっと顔を出した。