「昔…理香って女の子が僕の通っていた大学にいたんですよ」 急に大石が話し出した 「そのこはすごく綺麗でみんなに優しくて僕は彼女を好きになったんだ」 理香… 理香のこと? 「それよりも彼女を好きにならない人はいないと思う」 「大石さんはその…理香さんに告白とかしたんですか?」 「蓮でいいよ。告白はしなかったさ」 確かに大石さんって言いにくいな 「この想いは隠しておきたかった」 「何故…私に話してくれたんですか?」 蓮は少し間を開けて言った 「理香は死んだんだ…僕たちのせいで」