晴れ空男子

「美雨~」

「あっ…ママ」



 空の髪を拭いているとママが部屋に入ってきた。



「あら、仲いいわね~」

「…」

「蓮が帰ってきたよ」




 空は私から離れて急いでパパのところに行った。





「ちょっと、空!!」

「んぁ?」

「髪ボサボサ―!!」

「気にすんなって」




 空は手櫛で髪を少しとかして蓮の前に立った。



「お、空君じゃねぇか」

「お久しぶりです」

「風呂入ったんだ?」

「入らせてもらいました」




 空はパパの横に座って話し始めた。



「家はどう?」

「すっげぇイイです!!」

「あ、そうそう。これ」




 パパは鞄から小さな箱を取り出した。




「これは?」

「ん、空君のケータイ」