晴れ空男子

「んじゃ…美雨送ってくる」


 空は立ち上がってお財布を持った。







「おー。気をつけてな。 美雨ちゃんもまた明日」

「明日は学校来れるんだ?」

「午後まで行けるから」





 会えるかなぁ?





「また明日!!」



 慎さんにそう言って空の家を出た。





「慎、カッコいいだろ?」

「そうだねー」



 きっとモテる部類の人だ。




「モテる人っていいよね」

「…お前もだろ」

「え?」

「…なんでもねぇよ。なんでモテるやつはいいの?」

「いっぱいお菓子とかもらえるよ♪」





 空に向かってそう言うと呆れたような顔をして「バァカ」って。



 バカじゃないもん。