その後は、暗くなるまでみんなで雑談してた。
唯斗さんとは全然話が出来なかったけれど、時々話しに入ってくれた。
「ごめんな あんな場所に急に連れてきたりなんかして」
「ううん それにあんな場所とか言っちゃダメだよ」
「小子 さんきゅ じゃあまた明日」
「うん」
「朝、迎えに行くから」
「ありがと」
その日からあたしは学校が終わると、龍牙と一緒に倉庫に行くようになった。
少しずつ、唯斗さんも話してくれるようになったけどやっぱりまだみんなよりは遠い。
学校では翔とも会うけど、極力喋らない。
そしてあたしは、少しずつ龍牙に惹かれていっている。
気付いてる。
けど、前のような辛い思いをしたくなくて踏み出せない。
「どうした?考え事か?」
「ううん」
今日はいつもの皆が用事で、いつもの部屋にはあたしと龍牙だけ。
二人っきり前にもあったけど、最近は無かったので改めて二人だということを考えると緊張する。
「何か、飲むか?」
「うん」
奥の部屋には、冷蔵庫やソファ、テレビまで置いてある。
「何がいい?」
「レモンティー」
「はい」
「ありがと」
唯斗さんとは全然話が出来なかったけれど、時々話しに入ってくれた。
「ごめんな あんな場所に急に連れてきたりなんかして」
「ううん それにあんな場所とか言っちゃダメだよ」
「小子 さんきゅ じゃあまた明日」
「うん」
「朝、迎えに行くから」
「ありがと」
その日からあたしは学校が終わると、龍牙と一緒に倉庫に行くようになった。
少しずつ、唯斗さんも話してくれるようになったけどやっぱりまだみんなよりは遠い。
学校では翔とも会うけど、極力喋らない。
そしてあたしは、少しずつ龍牙に惹かれていっている。
気付いてる。
けど、前のような辛い思いをしたくなくて踏み出せない。
「どうした?考え事か?」
「ううん」
今日はいつもの皆が用事で、いつもの部屋にはあたしと龍牙だけ。
二人っきり前にもあったけど、最近は無かったので改めて二人だということを考えると緊張する。
「何か、飲むか?」
「うん」
奥の部屋には、冷蔵庫やソファ、テレビまで置いてある。
「何がいい?」
「レモンティー」
「はい」
「ありがと」

