「ごめん だって、龍牙が優しいから嬉しくて・・・」

「なら、いいけどよ また何かあったら、連絡しろ 助けにきてやるから」

「ありがとう 本当にありがとう」

「じゃあな」

「うん バイバイ おやすみ」

電話帳に新しく増えた、「滝川龍牙」の文字。

頼もしく思えて、微笑む。

家に帰ったら、いつの間にか二時前。

ベッドに倒れ込んで、そのまま寝てしまった。