「えっ なっ どっ」
「何で?どうして?」って言いたかったのに噛んでしまった。

「いや、可愛い事するから」

「そんなことしてないよ\\\」

急に、ギュッと抱きしめられた。

「しょっ翔?」

「何?」

「ここ、道だよ」

「知ってる」

「離して」

「嫌だ」

「恥ずかしいから\\\」

「俺は、恥ずかしくない」

道行く人々が、こっちを見ながら通っていく。

やっぱり、恥ずかしい\\\

暫くしてやっと離してくれた翔。

「やばいわ・・・」

「どうして?」

「ココが可愛すぎる」

「そんなことないよ!!」

「いや、マジで」

「いやいんっ・・・」

「可愛すぎるから」

こんなに幸せだった私の生活は、一気に変わった。