そして次の日あたしは、翔の机に入れた。

翔は学校に来て、チョコに気付いてくれたみたいだった。

でも、すぐに早退して次の日は来なかった。

次の日も・・・

その次の日も・・・


そして、次の日翔は来た。

「あっ翔」

翔を見つけた瞬間、翔と目があった。

どんどんこっちに向かってくる。

もしかして・・・


もしかして・・・


あたし??


思ってた通り、翔はあたしの腕を掴んだ。

「ちょっどうしたの?」

「・・・」

「ねぇ!!」

ずっとあたしの質問に答えないまま空き教室へ入った。

「ねぇ!!」

「ごめん」

「え?」

「俺さ、ずっと・・・」

「ずっと?」