〔祥子〕
あれから楽しかった夏休みは終わり、体育祭に向けてみんな大忙し。
「ココは何に出るつもり?」
「運動得意じゃないから・・・迷ってる」
「そっか 俺は、バスケ行く」
「・・・バレー行く」
あたしが、バレーに決めたのは練習場所が一緒だからと言う不純な動機。
「頑張れよ?」
「うん」
結局、彼方君も翔と一緒で、繭とあたしと同じ理由でバレーを選んだ。
皆動けるけどあたしは・・・
運動が・・・
そう思っていたら、
「危ない!!」
繭の声が聞こえた。
あたしに言ってる?そう思ったときにはボールがあたしの目の上に。
「っ・・・!!」
眼鏡が落ちる。
隣でバスケをしていた男子からも視線が集まった。
「ココ!!」
「祥子!!」
「宮崎!!」
真っ先に駆けつけてくれた3人。
「大丈夫か?ココ」
「うん」
「保健室連れて行ってやる」
あれから楽しかった夏休みは終わり、体育祭に向けてみんな大忙し。
「ココは何に出るつもり?」
「運動得意じゃないから・・・迷ってる」
「そっか 俺は、バスケ行く」
「・・・バレー行く」
あたしが、バレーに決めたのは練習場所が一緒だからと言う不純な動機。
「頑張れよ?」
「うん」
結局、彼方君も翔と一緒で、繭とあたしと同じ理由でバレーを選んだ。
皆動けるけどあたしは・・・
運動が・・・
そう思っていたら、
「危ない!!」
繭の声が聞こえた。
あたしに言ってる?そう思ったときにはボールがあたしの目の上に。
「っ・・・!!」
眼鏡が落ちる。
隣でバスケをしていた男子からも視線が集まった。
「ココ!!」
「祥子!!」
「宮崎!!」
真っ先に駆けつけてくれた3人。
「大丈夫か?ココ」
「うん」
「保健室連れて行ってやる」