「四人で、ビーチボールしねぇ?」

彼方の提案で俺達は、カップル同士で別れた。

「負けたら、荷物の片付けな?」

って言う事で始まったビーチボール。


結果は俺達の勝ち。

「そろそろ旅館に戻るか?」

「ああ」

「さぁ繭片付け、しようか?」

「そだね」

2人でとは言ったけど、量が多すぎて大変そう。

「手伝わない? 多すぎて、時間かかっちゃうよ」

「だな」

結局四人で片付けをした。



「部屋割りは、カップル同士でいいんだよね?}

「っていうか、もう荷物置いてるじゃん」

「そうだね」

部屋に入ると、ココは浴衣とタオルを手に風呂へ行こうとする。

「あっ俺も行く」

俺も用意をして、鍵をかけた。