そのまま泣き続けるココは、暫くして泣き止みました。

「じゃあ、帰るか一緒に」

「うん」

ココがその言葉で笑顔になる。

俺は決めた。

その笑顔を一生守り続ける。




〔祥子〕
2人で秀君の待っているところに向かった。

翔は遠慮して結構離れたところに、立っていた。

「話って何?」

「あのさ、俺祥子の事好きなんだ」

「・・・ごめん あたし、翔の事好きなの」

「知ってる 伝えとこうと思って」

「・・・」

「それだけだから 俺、今日で帰るから」

「・・・うん」

「じゃっ」

「うん バイバイ」

「バイバイ」

少し切ない別れをした。

「終った?」

「うん 告白でした」

「やっぱり」