「よろしく」

「よろしく」

「よろしく 2人とも」

「どこ行くの?」

小石川が、ココに話しかける。

それも至近距離で。

むかつく

嫉妬で頭がいっぱいだ。

結局ショッピングモールに来た。

「じゃあ、あたし達女の子の方行ってくるから別れよっか」

「分かった」

俺はもちろん賛成だった。

あの2人が離れれば。

「どこ行きてぇ?」

「俺はどこでも」

「俺、いつもの所」

「っで、いい?」

「うん」

「っていうことで、俺らは彼方といつも行く店に行った。




〔祥子〕

繭は彼方君と付き合ってから、益々可愛くなった。

いいな・・・

あたしも、メイクしてみようかな?