「でも・・・」

「気にすんな」

「うん」



2人で夕暮れ時を歩いた。

ココの家の前まで来て、

「じゃあな」

「うん ありがと また明日」

「ああ」

可愛く笑うココに、胸が高鳴った。

そんなに眼鏡を見ないで居ると、一つ一つのパーツが整っているのが分かる。

みんな、眼鏡ばっかり見ているからココの可愛さに気づかない。

それでも、俺はいいと思う。

「俺だけがココを独り占めしたい」

っと言うのが俺の本心だから。