特別なあだ名

「そう? ありがと」

「ううん 龍牙が出て行ったのは俺のせいでもあるから」

「唯斗は悪くないよ」

「でも」

「あたしが、最初から龍牙に相談してればよかったんだし」

「今日は、両親とも居るの?」

「ううん 今日の夕方から2泊3日の旅行に行ってるの」

「1人で大丈夫か?」

「うん 燐華も待ってるし、早く戻ってあげて」

「まぁ、何かあったらすぐに連絡して」

「うん ありがと」


一人の家は今のあたしにとっては、かえって好都合だった。

あんまり話したく無い気分だったし...

ピンポーン

チャイムが鳴って龍牙がきてくれたと思い、扉をあけた。

「えっ雅也君」

「君が僕のものになってくれないなら、無理矢理するしかないよね」

そう言いながら、雅也君はナイフを出した。

「えっ」

「大人しくしてくれてたら、痛いことは何もしないよ」

じわじわと追い詰められて、いつの間にかリビングまで入られてた。

「きゃっ」

後ろのソファに気付かず、当たって倒れ込んでしまった。

「さぁ、ゆっくり楽しもうか」

雅也くんのナイフをを持ってない手が、あたしの制服を脱がして行く。