〔燐華〕
ここからは、燐華目線でお送りします。

起きると、いつもと違う唯斗のキャラ。

どうしたんだ??

好きって告白されて、そのまま寝ろって言われて寝て、、、

そこから記憶がない。

「大丈夫?熱移しちゃった?」

「別に」

「なんか、唯斗が甘い」

「うっせぇ\\\」

背けた顔が赤い事に気付き、ちょっと嬉しく思った。

「っていうか、お腹減ったね」

「そうだな」

もう赤くない唯斗の顔が、こちらを向く。

引くのが早いな・・・

「食べてく?」

「いいのか?」

「うん 看病してくれたお礼」

「サンキュ 親は?」

「うち、父子家庭で帰り深夜だから お母さんは、五年前に死んじゃった」

「そっか」

「うん でも、お父さんお母さんの事大好きだったから再婚するつもりも無いみたい」

「帰り遅くて寂しくないのか?」

「うん あたしの事気にかけてくれてるの分かるから それに・・・」

「それに?」

「友達も、唯斗もいるから\\\」

「なら、よかった」