特別なあだ名

「唯斗全然最初のイメージと違う((笑」

「うっせぇよ 俺人見知りなの」

軽く頭を小突かれる。

「意外すぎるよ((笑」

「知ってる((笑」

「何2人で話してんの?」

ちょっとムスッとしながら、龍が来た。

「どうしたの?なんか怒ってる?」

「怒ってねぇ」

そう言いながら、絶対怒ってる雰囲気が出てる。

「絶対怒ってる」

「きっと俺にやきもち妬いてるだけだよ」

横から唯斗が説明してくれた。

「そうなの?」

「うっせぇ」

拗ねたように言って部屋に向かった龍。

「もう!!ちょっと待って」

慌てて龍の背中を追いかける。

「どうしたの?えっ」

いつの間にか部屋の前だったみたいで、腕を引かれて部屋の中に入った。

「ちょっんんっ・・・」

いつもと違う荒々しいキス。

「まっ・・りゅっ・・」