ジュースを含んで頑張って、噛んだ。

「いけた?」

「うん」

「ありがと」

「そろそろ戻るか?」

「だね」

「おい、そろそろ休憩終わりだ」

そこへ龍牙が来た。

「今行こうと思ってたんだ」

「あれどうした?目が赤いぞ もしかして・・・」

「何もないよ!!」

「お前っ」

唯斗に掴みかかろうとする龍牙。

「唯斗はなにもしてないの!」

「じゃあ、何で!?」

「嫌いなピーマン食べたから!!」

「へ?」

「苦くてちょっと涙出そうになったから」

「そうなのか」

「うん」

「いけるのか?」

「うん」

「口直ししてやる」

「えっんんっ・・・」

突然のキス。

「はぁっ・・・」

気付いたら、唯斗は居なくて気を利かせて出て行っくれたんだと思う。