「どうしたの?」

「いや・・・面白くてクックック」

「もしかして、お母さんが?」

「ああ」

「変わってるでしょ?かなり」

「ああ でも、面白いお母さんだな」

「確かに 翔君は何人家族ですか?」

「4人 お袋と親父と姉貴」

「そうなんだ」

「ココは?」

「あたしはあのお母さんとお父さんの三人です」

「っていうか、ココ敬語やめろって言ったよな?」

「ごめんなさい つい・・・」

「早く慣れろよ」

「はっうっうん」


「着いた」

「ここ?」

「ああ 案外近いだろ?」

「うん」

玄関で靴を脱ぎ、奥行った。

「お邪魔します」

リビングに行くと、お母さんらしき人とお父さんらしき人が居た。