毎朝迎えに来てくれたりしているうちに、いつの間にかあたしの親とも仲良くなっていた龍。

「夏休み俺の仲間と一緒に泊りがけで、海の家でバイトするんですが小子さんも連れて行ってよろしいでしょうか?」

「まぁ、青春ねー」

「もう、お母さんったら」

「龍牙くんなら、全然任せられるしいいわよ」

「ありがとうございます」

「ねっ晩ご飯食べていかない?」

「でも・・・」

「遠慮しないでよ」

「ありがとうございます」

「出来たら呼ぶから」

「うん じゃあ、上行こう?」

「ああ」



「ねぇバイトって、春陽来るの?」

春陽ちゃんとは、健君の彼女の事だ。

最近出来て溜まり場に来るんだけど、優しくて超可愛い子。

「多分来るぜ?」

「じゃあ、2人で水着買いに行こうかなー」

「2人だと危ないから、健も誘って4人で行こうぜ」

「じゃあ、春陽にMailする」

「ああ」