特別なあだ名

「早くー」

港君はかなりお腹が減ってるみたい。

買ったものを出していると、

「俺、料理できるから手伝う」

と、唯斗君が来てくれた。

「本当!? ありがと」

「ああ っで何作るんだ?」

「冷麺」

「じゃあ、俺これ切る」

「ありがと」

唯斗君から手伝ってくれるなんて珍しいな。

「あっやべ」

「どうしたの?」

「トマト、落とした」

「えっどこ!?」

「足の近く」

「えっ」

ぶちゅ

足が濡れている気がする。

「ちょっもー踏んじゃったじゃん」

「くくっ」

「もー唯斗君のせいなんだから」

「だから、ちゃんと落ちたって言ったじゃん」

「遅いよ」