少しして、看護婦さんが慌てて私の病室に来た。

コンコン

「入りますよー」

!!?

男の人の声・・・

どうしよう・・・女の人のほうが良かったかも・・・

そう考えると、どんどん苦しくなってくる。

ガラッ

(!!!)

私は冷たい布団の中で、肩を上下させて荒い呼吸をしていた。

どうみても緊急事態。

「大丈夫ですか?」

どんどん近づいてくる・・・

「布団めくりますね。」

(・・・・・・わッ!!)

私の視界がパッとひらける。

「・・・・・・ッッ!!」

そこにいたのは・・・。